不眠症の人にオススメなツボとは?
不眠症に良いツボ
不眠症や寝不足、なかなか、よく眠れない人に効果があると言われているツボを紹介します。
効果が期待できる不眠症のツボの一覧
不眠症のツボとして効果が期待できるのは、下記のような位置のツボが有名です。
- 安眠(あんみん)
- 失眠(しつみん)
- 百会(ひゃくえ)
- 隔兪(かくゆ)
- 神門(しんもん)
- 足三里(あしさんり)
- 三陰交(さんいんこう)
- 行間(こうかん)
- 神門(しんもん)
- 内関(ないかん)
上記のツボの詳細は下記に個別に紹介します。
安眠(あんみん)
安眠(あんみん)とは、名前の通り、睡眠に効果が期待できるツボです。安眠のツボの位置は、耳たぶの後ろの骨の出ている部分の後ろ、指1本分下にあるツボです。
安眠のツボは、不眠症や寝不足を感じている時に刺激すると良いです。ただし、安眠のツボの部分は硬くなって凝っている場合があります。その為ツボを押すと痛みを感じる場合もあります。あまり強くは押しすぎないようにしないで、程よく刺激するようにしましょう。
失眠(しつみん)
失眠(しつみん)は、足の裏のかかとの真ん中にあるツボです。失眠のツボを指圧することで、たかぶった神経を落ち着かせる効果が期待できます。その結果、眠気眠気を催すことができます。もしも、目がさえて、なかなか寝付けない時には、このツボを押すと良いです。
期待できる効果としては、神経症、足の疲れ、足の冷え、うつ、ひび割れ、頻尿、のぼせなどの症状の改善が期待できます。
百会(ひゃくえ)
百会(ひゃくえ)のツボは、頭の頂上にあるツボです。詳しい位置は、両耳の先端と顔の中心が交わる位置にあります。百会のツボは、全身の様々な病に対しても効果が期待できるツボで、指圧することによって自律神経の働きを整えてくれるとも言われています。
自律神経は、血管や内臓などのコントロールとも関係している神経で、これらの働きを整えることで、不眠症と関係がある神経にも効果が期待できます。不眠以外にも特に、頭痛、抜け毛、痔などの症状の改善も期待できると言われています。
隔兪(かくゆ)
隔兪(かくゆ)のツボは、左右の肩甲骨の下を結んだ線と背骨との支点から2センチ程度外側にあるツボです。
背中なので自分で押すのが難しいツボです。家族に押してもらうか、ボールなどの突起物があるものを置いて背中を指圧すると良いです。
不眠症にも効果は期待できるのですが、不眠症以外にも隔兪は、胃腸の調子が悪い場合や生理不順などにも効果が期待できるツボです。
神門(しんもん)
神門(しんもん)のツボは、小指側の手首のシワの少しくぼんだ場所にあるツボです。
イライラとストレスを感じたときの気分を収めてくれるのが神門のツボの効果が持てる点です。ストレスでも特に不安を感じている時に指圧すると効果が期待できます。基本的に、逆の手の親首で痛気持ちいい程度の強さで押すと良いです。
足三里(あしさんり)
足三里(あしさんり)は、ヒザの皿の下の靭帯の外側にある犢鼻(とくび)と言うくぼみから、指4本分の位置にあるツボです。ツボの位置は押すと少しへこみがあり、痛気持ちいい感じがする場所です。
不眠症以外にも、体力状況や病気の予防、足の疲れ、足のむくみ、胃腸の症状などにも効果が期待できるツボです。
三陰交(さんいんこう)
三陰交(さんいんこう)は、脚の内側のくるぶしから指4本分上にある、スネの骨の内側にあるツボです。指で指圧するとくぼみがあるのでわかると思います。
三陰交のツボは、不眠症以外には、腎臓、肝臓、消化器系の働きを助けるツボと言われています。また、女性特有の症状にも効果が期待できると言われています。
行間(こうかん)
行間(こうかん)は、足の親指と人差し指の間の付け根にあるツボです。ただし、ここのツボは、あまり強く押しすぎないようにしましょう。
期待できる効果は、不眠症以外には、胆石、吐き気、月経不順、子宮出血、肋間神経痛などにも効果が期待できるようです。
内関(ないかん)
内関(ないかん)は、手の首のシワから、指3本分、胴体の方にあり、腕の2本のスジの間にあるツボです。
このツボは、心の関所とも言われ、ストレスの緩和やリラックス効果が期待できると言われています。この他には、ED、妊娠中のつわり、妊娠初期のリラックスなどに効果が期待できます。
ツボは他の方法と組み合わせるのがオススメ!
不眠症で、なかなか眠れない場合には、上記のすべてのツボを押す必要はありませんが、少しでも押しやすいツボを選んで押してみると良いです。ツボを押すことの効果は、不眠症以外にも色々と効果が期待できるので健康的になる為にもオススメです。
不眠症はツボだけでは治そうと思うと難しいと思います。生活習慣や他の方法と併用してツボの指圧を利用するのがオススメです。
不眠症の対策・改善方法
不眠症を改善したい人は下記のページが参考になります。
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